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首都圏から新幹線で名古屋へ行き、
ほとんど乗った事もない名鉄ではるばるやって来たので、
尾張旭の駅は「きっと相当な田舎なんだろう」と
住んでいる人が怒ってしまう様な想像で来たのだが、
小奇麗な新興住宅地で拍子抜けしてしまった。
転勤になったらここに住んでもいいなあ、
などとまったく関係のない事を考えながら線路に沿って道を歩くと、
「城山公園」の看板が目に入った。
そこを右にまがったらすぐに酒井があると思っていたのが失敗で、
まだ更に距離があり、汗を流しながら上り詰めた坂の上に
それはあった。
「サカ井」の文字を見て最初「井カサ」かなと
一人大ボケをかましてしまった。
あぶないあぶない、一人で来てよかった。
この道何十年の顔をしているが、
中身がバレる所だった。
この機関車は大滝(木曽)森林鉄道で使用されていたらしいのだが
なんだか他の木曽の機関車と色が違い、
おまけに白いラインが入っているなど、
カタカナ文字とともに興味をそそった。
昭和34年から49年の間に在籍した民間の大滝木材時代には
動いていたのだろうか。大滝木材がどんな会社か分からないが、
貯木場の片隅でひっそりと運在車の入れ替えをしている姿などを
想像すると背筋がぞくっとしてしまった。
真室川にはカタカナ「カトウ」が今も生きているが、
カタカナ「サカ井」とともに、
カタカナ「キョウサン」が揃えば猪鹿蝶なのだが、
はたして戦前に協三は内燃機関車を作っていたかなと考えると、
なければ役が付かないなあと、自分でも何を言っているのか
分からなくなった。
今はもうここにはない。
坂下町で復活したら見に行こうと思う。
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