注文の多い料理店
郡山から会津へ向かっている街道沿いで
信号待ちをしている時に、
なにやら怪しげな黒い物体が右視界に入ってきた。
よく見るとそれは懐かしい
国鉄時代の車掌車だった。
でもなんだか変だぞ。
どうやらレストランのようだ。
それにしても凄まじい建て方だ。
いったいどこが入り口なのだろう。
坂を登った反対側へ行ってみると、
「やあ、あった、あった、入り口が」。
残念ながら今日は休みのようだ。
さらに右側に回ってみて分かったのだが、
車掌車は、中心の建物を軸にして配置され、
プロペラ状に連結されているのだ。
いったいどんなメニューなのだろう。
とっさに宮沢賢治の小説である
「注文の多い料理店」を思い出してしまった
そんな奇怪な店だった。
2009年訪問
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