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2010年1月11日 (月)

消えたホイットコム

以前ここに来たのは2005年12月12日だ。

JR和歌山線の妙寺駅前にあった森田組の

「ホイットコム」を尋ねに来たのは。

当時でも既に森田組はなくなっており、

かろうじて同社が保管していたこの機関車が

紀ノ川土手の草むらの中に残っていたのだった。

http://kidoushimatsuki.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_b402.html

あれから4年後の2009年9月21日、

久しぶりに関東からここにやって来たのだが、

ホイットコムは忽然と消えてなくなっていた。

2010110

場所は間違いない。

半世紀前まで機関庫だった場所には、

クレーン用と思われる

レールで造った支柱が残っていたからだ。

ホイットコムがあった場所は、

猫のねぐらに変わり果てていた。

2010110_2

4年前の写真を引っ張り出してみた。

枯れ草に覆われた中に確かにホイットコムがいた。

50年も放置され続け、

赤茶けて錆びついた車体の、

キャブの屋根がかろうじて見えていた。

2010110_3

サイズがまったく合っていない

高田機工製のラジエターに

無理やり交換されたホイットコムが、

時を越えてそこに佇んでいた。

それはある意味、奇跡に近い事であった。

2010110_4

だが消えたのではないと思っている。

きっとどこかで、誰かが、

錆び付いた車体にヤスリをあて、

磨いているのではないだろうか。

また再び蘇ってくれる事を

願わんばかりである。

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