分からなければ「電鉄倶楽部」を見よ!あなたの知りたい事がここにあります。

もうどうにも止まらない。すべてのジャンルをすばらしい写真で飾る!

事実とはなにかをストイックに掘り下げる。

重装備を背に 俯瞰を極めるモノトーンの職人

アーティスティックな視線で捉えた世界が展開する!

知られざる情景を撮り続ける人達の記録

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2008年12月31日 (水)

どちらも放置

放置されている車両の雰囲気が好きで

撮り続けて来たが、気がついてみると

ブログ自体が放置される様になってしまった。

来年はどうなるのかな・・・。

個人的な記録なので、まあいいか。

20081231

土砂崩れ

いきなり天然記念物の日本カモシカに出会って

しまった。

何度も水口に来ているが、猿ならともかく、目の前に

いる事などありえない動物に遭遇すると、なんだか

嫌な予感がする。

まあ熊でなくて助かった。冷や汗が出る。

1_20081231

案の定予感は的中した。

軌道が土砂に埋もれてしまっていたのだった。

2_20081231

現場監督の怒声が飛ぶ中、ゆっくりと三菱が進んで

いく。

軌道の上は応急処置で土砂が取り除かれてはいたが、

沢が堰き止められていて、このままだと水没してしまう。

さっそくユンボの出番だ。

エンジン音を山にこだまさせながら、ゴリゴリと音を

立て土砂を取り除いていく。

3_20081231

夏だというのに気温は低く、、カメラを持つ手先が

冷えて、作業を見守るのも容易ではない。

少しずつ、少しずつ掘り進めていく。

ユンボの先は谷なので、非常に危険な作業である。

4_20081231

土砂に混じって、巨木も流されて来ているので、

ユンボのほうが傾く場面もあり、慎重に作業を

進めていく。

5_20081231

午後になると、一応水流が確保出来き、なんとか水没

にならない程度まで復旧が進んだ。

7_20081231

だが、また雨が来れば、上部から土砂が流れてきて、

もう一度作業はやり直しだろう。

ただただ、廃線にせずこうやって直し続けている

事に感謝したい。

8_20081231

帰りもまたカモシカに出会った。

朝のヤツだろうか。

「熊には絶対気をつけろよ!」の現場監督の注意が

頭をよぎり、早々と山を後にした。

9_20081231 2008年訪問

選り好み

お好きなのをお一つどうぞと言われても、

あまりにも沢山あると、気が乗らないと言ったら

贅沢でしょうか。

1_20081231_2

怪獣タイプもあります。

ちゃんと車輪が付いていて、軌道も走りますが・・・。

2_20081231_2

2008年訪問

京急横の軌道

軌道に覆いかぶさるようにあった屋根が

撤去されてしまった。

少しずつ消えていくんですね、ここも。

http://kidoushimatsuki.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-36cd.html

20081230

2008年訪問

コッペルと日の丸

この組み合わせを見ていると、こちらも袴を穿き、

口ひげを蓄えて、ステッキを突かねば、バランスが

とれない気がしてしまうのも無理はないか。

Sl_20081230

2008年訪問

長野市のKATO

長野市内にKATOがあるのは知っていたが、

まさか何十回と通った営林署の前の道の

すぐ横にあろうとは夢にも思わなかった。

ちゃんと調べて行ったら「なんだここだったのか」と

あらためて己の無能ぶりを再認識した。トホホ。

Kato_1_20081230

変わった形のラジエターが目を引く。

なんかKATOらしくないが、木曽の林鉄の標準色とも

言える鮮やかな緑がまぶしい。

Kato_2_20081230

後ろの客車内にはパイプ椅子が置かれている。

営林署職員の会議用だったら、明日の林政も心配ない

と思うのだが。

Kato_3_20081230

営林署の敷地内なので、いっそ軌道をぐるっと

一周させて走らせれば、生きた歴史を学べる

のではと思うのですが、いかがでしょうか。

営林署の皆様。

2008年訪問

山形のKATO

これを見に山形まで行っては見たものの、

ゲリラ豪雨で全身びしょぬれの始末。

KATOを保存する為より、雨宿りにうれしい

室内でしたなあ。

Kato_20081230

2008年訪問

2008年12月30日 (火)

糸魚川のポプラの木

本棚の隅に手帳サイズの小さな本が残っている。

白い表紙のその本は、長年の保管からか、周りが

かなり黒ずんでしまっている。

著者は、いのうえ・こーいち(汽車くらぶ)で、青山

東男(けむりプロ)の詩が載り、英訳を西村光が

手がけている。

昭和51年5月15日発行された「糸魚川のポプラの木」

だ。

1_20081230

定価は¥500。

白黒印刷のわずか31ページしかない本にしては

「随分高いなあ」と現在のお金の感覚でも思ってしまう。

当時の物価を考えると、相当割高な本だったのだろう。

2_20081230

ただし紙の質はかなり厚めで、写真の仕上がりには

気を使っているのが十分感じ取れる。

発行元はプレスアイゼンバーンとなっていたので、

「ははーん」と、一人納得したのを覚えている。

3_20081230

ここホッサマグナの博物館に保存されている2号機に、

当時吸い寄せられる様に集まってきた人たちの情熱

が、この小さな手作り風の本から伝わって来る。

4_20081230

今は誰もいないこの場所に2号機は静かに眠っている。

集まってくるのは虫だけだ。

5_20081230

本の中に「2号機の一日」を語ってくれた機関士の

松沢義男氏も、既に遠い何処へ旅立たれた。

2008年訪問。

2008年12月 5日 (金)

お知らせ!

けいてつ協会よりご連絡を頂きました。

・緊急イベントになります/ささやかに開催・
「足尾駅博物館」-準備室開設記念収蔵品初公開-
場所:わたらせ渓谷鐵道 足尾駅貨物ホーム付近
開催日:12月7日(日曜日)
時間:9時30分~15時まで
※駐車場はありませんので、わたらせ渓谷鉄道で来てください!!
※同日の16~18時は、同じく足尾町内にある「原向駅」にてイルミネーション事業式典もあります。
【開催内容】
濃硫酸タンク車タキさん20年ぶりに足尾に帰還・初公開。今後の展示・整備資金の募金活動もおこないます。
わたらせ渓谷鐵道の利用者促進と地域振興。なにより足尾地区の世界遺産登録に向かっての応援。なつかしく
貴重な開業以来の足尾駅周辺の保存事業の開始となります。
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足尾駅博物館
~産業と交通の保存館~
ASHIO STATION MUSEUM
仮事務所〒321-1523
栃木県日光市足尾町松原2825
(NPO法人足尾歴史館内)
TEL/FAX:0288-93-0189
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2008125

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