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伊豆半島の印象と言えば何だろうか。
つり好きの人にとっては豪快な磯を思い浮かべる
だろう。
家族で過ごす週末のリゾート地のイメージも濃い。
歴史に造詣の深い人は鎌倉時代に思いを馳せる
だろう。
自分はゴルフ場か・・・・・・・・・。
そこになぜか酒井がいる。
伊豆半島に森林軌道のイメージは湧かなかったが、
実際行ってみると中央部は相当山深いのに驚いた。
ちょっとやそっとじゃあ行けないくらい時間がかかる
ので、たどりつくと木曾の酒井があっても
ちっとも不思議ではない気分になってしまう。
観光客で賑わう天城トンネルのはるか下の河原の、
静まり返った木々の中に酒井はひっそりといた。
「おお、こんなところまで連れてこられて」と思ったが、
長い旅路の果てにたどり着いた安住の地は
しんと静まり返っていて、酒井にはぴったりだと思った。
後ろには超ロングボディの客車を従えていた。
台車は小さな運材車そのものなので、
現役の頃はよく脱線しなかったなあと不思議なくらい
の大きさと長さだ。
ここにびっしりと作業員をつめて
山奥へ向かっていたのだろう。
今は役目を終えて、ただただ大きな車体を持て余している。
再び崖の上の天城トンネルへ抜ける道に戻ると、
ゴールデンウイークの休みでやって来た
観光客でごった返していた。
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