地上をゆく地下鉄の亡霊?
最近仕事に追われて続けている。時計を見ると、もう終電も行ってしまい、しかたなく会社の車を借りて、午前を回った真夜中帰路についた。「つかれたなあ」と信号待ちをしながら、つい目をつぶってしまい、青に変わっても気がつかなかった。そのときである。サイドガラスの横を轟音と共に列車が通り過ぎていった。黒澤監督の映画「夢」の中に「きつねの嫁入り」を見てしまった少年の話が出てくるが、「あぶない、あぶない。寝てしまった。そうだよなあ、ここは国道だぞ」と起き上がったが、夢ではない。本当に列車が横を通り過ぎて行くのである。
偶然かばんに入っていたコンパクトデジカメを取り出し、ノーファインダーでシャッターを押した。眠気などうそのように飛んでしまった、真夜中の出来事だった。
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